国営武蔵丘陵森林公園

明治百年を記念して造られた国営武蔵丘陵森林公園(http://www.shinrin-koen.go.jp/)もツーリング先としてはオススメでしょう。

入り口である中央口を真ん中として、園内は東西南北に広がり、かなり広いので、一日中遊ぶことができます。武蔵野の面影があちこちに残っていて、サイクリングや散策、自然観察などができるところが大きな特徴です。
桜、紅葉、サルビアといったさまざまな花を楽しむことができるので、花の公園としても有名なようです。サイクリングセンターも併設されているので、ツーリングでここまで来たら、あとは自転車で園内を散策することができるというわけです。
園内はとても広いので、いくつかのコースが設けられています。もちろん、これらのコースはあくまでも参考なので、その通りに歩く必要はないのですが、これを参考にして、いろいろと自分で組み合わせてみるというのも良いかもしれません。

そのひとつが南口から始まる雑木林めぐりで、これは森林公園の代表的な風景である雑木林を中心にめぐります。春は梅や桜、つつじなどの花を楽しむことができますし、秋にはドングリ拾いなどもできます。広い芝生の公園やレストランなどもコースの中に組み込まれているので、初めて森林公園に来るという人にもおすすめです。ツーリングでちょっと疲れてしまった場合でも、このコースはのんびりと楽しむことができるのではないでしょうか。また、約1kmの野草コースなどもあり、山野草が好きな人にもうってつけのコースです。

ウォーキングコースには、季節ごとのオススメコースも設けられています。
こういうコースを季節ごとに歩くというのもまた楽しいことなのではないかと思います。
たとえば、初秋のウォーキングコースは2つ設けられていて、中央口を堺にして北側のウォーキングコースが4.3km、南側のウォーキングコースが6.3kmになっています。イチョウやトチノキ、オミナエシ、ムラサキシキブ、コウゾ、コスモス畑、スイレン、コウホネ、コウヤボウキ、ナンキンハゼ、アシといった秋を彩る植物を見ることができ、まさに秋の散策には持ってこいですよね。

春には、椿園や梅林などを見てまわるコースが設けられています。春も散策には程よい季節です。フクジュソウ、ユキワリソウ、ナノハナといった春を代表する花を見ながら散策すると、これから来る季節に対する期待感が高まり、来て良かったなって思うはずですよ。

私も実は良くここにはバイクで遊びに来ました。ひとりでもゆっくりと散策できるところがここの魅力なんです。ここに来ると嫌なこととか、不安なことがすっかり忘れることができて、気分もすっきりして気分転換もできるところが良いんです。