あじさいが楽しめる、権現堂公園

レクリエーションの場所

埼玉県が運営する公園で、桜の名所として親しまれています。
幸手権現堂桜堤や、隣の権現堂調整池の水辺を活かして、レクリエーションの場所になっており、水とふれあえる公園です。
昔から、多くの川が入り組む場所だったので、水害に悩まされてきました。
水害対策として、高い堤防が作り直されてきて、その結果として、幸手権現堂桜堤ができたのです。

この区域は4つに分けられ、現在も整備が進められています。
多目的運動場の1号公園、歴史と文化の3号公園、幸手権現堂桜堤の4号公園となっており、2号公園は整備中です。
いくつもの花が植えられて樹木も多く、ツーリングで訪れて景色を楽しむにも良い場所でしょう。

車を使うならば、幸手ICから10分、久喜ICから20分で到着します。
近くには南栗橋駅があり、4号線沿いにありますが、目印となるものが少ないので見つけにくいかもしれません。
公園には無料駐車場があり、朝から夕方まで利用可能です。
幸手市役所の近くなので、市役所を目指すとわかりやすいかもしれません。

桜とあじさいの名所

関東でも有数の桜の名所です。
大正時代には、川沿いに約3000本の桜の木が植えられ、やがて伐採が進みましたが、現在はそのうち約1000本が残っています。
昭和63年になると、周辺に菜の花が植えられ、桜の季節になると、桜のピンクと菜の花の黄色のコントラストが美しいです。
また100種類15000株もの紫陽花があるので、季節になると紫や青の花を咲かせて綺麗です。
6月頃になると、あじさい祭りも開催され、訪れる人々の目を楽しませます。

・1号公園

平成20年に完成し、大型の複合遊遊具が揃った広場があります。
調整池、芝生公園、多目的運動場、ジョギングコースとあり、運動するのに良い場所です。
全体的に運動場が広がっており、全体を歩くと30分ぐらいかかります。

・3号公園

緑の多い場所で、歴史と文化をテーマにしています。
主に憩いの場として使われる公園です。

・4号公園

全体的に花々の多い場所であり、桜・菜の花・あじさい・曼珠沙華などがあり、開花時期にはイベントやおまつりも多く行われます。

3月下旬から4月にかけては、桜まつりです。
桜のピンクのトンネルが完成し、木の周辺には菜の花があり美しく、花見客で溢れます。
桜の時期が終わると、すぐにあじさいまつりが開催されます。
四季折々の花を見られるようにということで、ボランティアの方々が植えました。
4月から6月頃まで、美しいあじさいの花が咲き誇ります。

9月から10月にかけては、曼珠沙華まつりがあります。
一面が真っ赤に染まり、曼珠沙華の花が、そこら中に咲き乱れます。
こちらも四季折々の花が見られるようにという願いから、平成12年に植えられました。
ボランティアの方々が植えた曼珠沙華は、今や300万本にもなります。