造幣さいたま博物館の魅力
造幣さいたま博物館の概要
造幣さいたま博物館とは、2016年10月に新たにオープンしたお金に関係する博物館です。
私たちにとって身近であるお金はもちろんのこと、勲章やオリンピックのメダルまで、映像や展示を使って分かりやすく勉強することができます。
今使われているお金だけではなく、日本の造幣の歴史や期間限定で発行された記念コインなども多く展示されており、中にはレアなお金もあるためマニアにもたまらない博物館となっています。
自由見学と予約見学の2種類があるほか、平日には工場見学もすることができ、貨幣の製造工程を見学することができます。
事前に予約をすることでガイド付きのツアーも楽しむことができるので、より深く学びたいという方におすすめです。
家族みんなで楽しめる造幣さいたま博物館の工場見学は、入場も見学ツアーも無料となっているのが嬉しいところです。
2016年に開局したばかりの新しい支局で、さいたま新都心駅から徒歩約12分という好立地も魅力のひとつです。
造幣さいたま博物館の魅力3つ
造幣さいたま博物館では、プルーフ貨幣の製造工程を見学することができます。
プルーフ貨幣とは、造幣局だからこそ実現可能な特別な技術を使って、表面を磨き上げ貨幣の模様を美しく浮かび上がらせたもののことです。
一般に出回っているお金ではなく、コレクション用として集められています。
ピカピカのプルーフ貨幣セットは、大人が見ても子供が見ても、「きれい!」とつい声を出してしまいたくなる美しさです。
銅やニッケルをお金の厚さの板にしてから型に打ち抜き、表面を洗浄していきます。
表と裏に模様とギザをつけ、最後に傷などがないかを検査してから袋詰めして完成です。
プルーフ貨幣は通常の貨幣よりも工程が多いのですが、そのぶん表面をピカピカに磨き上げるため手間暇かけて作られた、とにかく美しいお金となっています。
プルーフ貨幣以外にも、造幣さいたま博物館では熟練の職人の技によって作られている勲章の作業工程を間近で見学することができます。
東京マイスターに認定されている職人さんもおり、様々な分野で活躍した人に与えられる勲章が作られる過程をすぐそばで観察できます。
また造幣さいたま博物館では、そこでしか手に入らないお金の模様のお菓子や貨幣のセットが販売されています。
ミュージアムショップであるミントショップには、ツアー終了後に立ち寄るのがおすすめです。
思い出として貨幣セットを購入したり、造幣さいたま博物館限定のオリジナルパッケージのお菓子などを購入できます。
お土産を購入することによって細かいところまでお金の模様を観察でき、普段意識しなかったポイントに気づくことができます。
普段よく使っているのに知らないことも多いお金について、一度しっかり学びたいという方にオススメのスポットです。