地元の人に愛されるソウルフード「秩父ホルモン」
埼玉の地元グルメを探している方に、是非とも食べて欲しいのは「ホルモン」です。知らない人も多いかもしれませんが、実は秩父はホルモンが有名で、地元の人に愛され続けているソウルフードの一つ。ホルモンの名店が数多くあり、それぞれのお店で旨みのあるホルモンとお酒をいただけます。
各店舗、新鮮でジューシーなホルモンを用意しているので、苦手な人でも食べられるかもしれません。今回は地元民が愛してやまない3店舗をご紹介します。
高砂ホルモン
秩父ホルモンの名店といえば、「高砂ホルモンお花畑駅前」は外せません。創業時から使用しているステンレスの机や煙で燻された壁からは、昭和のニオイが感じられます。週3回(月曜・水曜・金曜)熊谷の食肉センターから仕入れているホルモンなので、とにかく新鮮。朝から店主が丁寧に下処理を行っています。
メニューは豚ホルモン数種類とキャベツ、キュウリ、ご飯、そしてお酒といったシンプルな内容。豚ホルモン盛り合わせ6種は、カシラ・タン・レバー・コブクロ・ハツ・シロが入った豪華な組み合わせです。ハツとレバーはなかなか出会えない部位なぶん、それをレアで食べられるという特権があります。
七輪でよく焼いたら、唐辛子とニンニクの香りがたまらない特製のピリ辛自家製タレでいただきましょう。どの部位もホルモン特有の臭みがなく、それぞれの食感と味を思う存分堪能できます。
焼肉ホルモン一番館
彼女や家族と一緒に訪れるなら「焼肉ホルモン一番館」がおすすめです。美味しいホルモンをできるだけ安価で提供できるよう、産地を厳選し、丁寧に下処理をしています。ヘルシーに食べたい方に向けて、ホルモンの余分な脂肪を取って食べやすくしているのも大きなポイント。小さな骨もきちんと取り除かれています。
秩父ホルモンを初めて食べるなら「初めてのホルモンセット」をオーダーしましょう。シロや生モツ、カシラ、タン、その他複数の部位を合計9種類盛り合わせたお得なセットです。生モツはゆでられていないぶん脂が適度に残っているので、噛めば噛むほど旨さと甘みがジュ―っと出てきます。
2種類のつけダレが用意されているのも嬉しいところ。辛口ダレは、たまり醤油ベースにニンニクとフルーツ、辛みを加えたタレです。牛肉によく合う甘口ダレもあるので子どもでも美味しく食べられます。
ホルモン一丁目
地元客でにぎわうお店に行くなら「ホルモン一丁目」で決まり。西武秩父線西武秩父駅から徒歩約4分の場所にある焼肉屋さんです。
ママ一人でホルモンを仕込んでいるため、大量に仕入れていないぶん、ホルモンの鮮度はバッチリ。少し辛めのタレに焼き立て熱々のホルモンをつけて食べましょう。じっくりジューシーに焼き上げられたホルモンは、もっちり感とプリプリ感、そしてトロッとした味わいが楽しめます。
珍しい部位も用意しているので、ホルモン好きにはたまりません。落ち着いた雰囲気としても人気を集めているため、一人でも気軽に立ち寄れる名店です。