秩父の名物グルメ「わらじかつ丼」
秩父名物のわらじかつ丼とは?
埼玉県の秩父は、都心からアクセスが便利であるにもかかわらず自然が非常に豊かで、観光スポットが多いほか温泉なども楽しむことができるエリアです。
秩父にはいくつもの名物グルメがありますが、その中でも丼ものとして特に人気が高いのが「わらじかつ丼」です。
わらじかつ丼というのは、文字どおりわらじサイズの大きなとんかつが乗った丼のことです。
とんかつは大きいわりに薄めで、さくっと軽い歯ざわりで甘辛のタレがたっぷりと衣に染みているのが特徴です。
普通のとんかつとは違い、衣が少ないため油っこい印象がなく、あっさりと食べられるのがわらじかつ丼の特徴です。
わらじかつ丼が食べられるお店・元祖「安田屋」
わらじかつ丼の元祖と言われる「安田屋」は、メニューがわらじかつ丼のみというシンプルさが好評です。
普通のわらじかつ丼を注文すると、とんかつが2枚乗せられてきます。
メニューには「わらじかつ丼(850円)」の他に一枚丼(750円)と三枚丼(1,200円)もあり、お腹と相談しながら注文することができます。
なお、お持ち帰りメニューとして「味かつ(350円)」と「お弁当(850円)」もあります。
営業時間は水曜日以外の11:00〜13:30と17:00〜18:00ですが、ごはんがなくなり次第終了となりますので、できるだけ早めに到着するようにしたいものです。
アクセスは西武秩父駅から車で約45分、すぐ近くに町営の無料駐車場があります。
安田屋は日野田にも支店があり、行列ができることもあるほどの人気です。
とんかつはラードで揚げられていて、家庭では再現するのが難しいようなおいしさです。
日野田店のほうは月曜日が定休日、西武秩父駅からも歩いて15分ほどの距離にあります。
わらじかつ丼の食べ比べもおすすめ
西武秩父駅のすぐ近くにもわらじかつ丼のおいしいお店がいくつかありますので、通りかかったたびに食べ比べをしてみるのも楽しいかもしれません。
駅から歩いて1分、「西武秩父駅前温泉・祭の湯」の中にある「秩父湯台所」は、わらじかつ丼の他にもりそばや、やはり秩父名物の「みどぽてと」などが楽しめるお店です。
秩父湯台所のわらじかつ丼もサクサクで、お味噌汁とお新香がセットで付いてきます。
ご飯が見えないわらじかつ丼は、とんかつ好きにはたまらない一品です。
もう一箇所、祭の湯のフードコート内にある「秩父わらじかつ亭」でも豪快なわらじかつ丼を食べることができます。
このお店の場合、とんかつの量は1〜4枚まで選べます。
また、わらじかつのみをご飯なしで注文できる「おつまみわらじ」もあり、タレが甘めでなんとも言えない幸福感が味わえます。
温泉とセットで楽しむのもいいアイディアです。