こだま千本桜

「こだま千本桜」とは?

緑の豊かな埼玉には、幸手権現堂桜堤や大宮公園、狭山湖、さきたま古墳公園など、桜の名所がいくつもあります。
その中でも特に印象的な「こだま千本桜」は、名前の通り約1,100本の桜が小山川両岸に咲き乱れる桜の名所です。
5kmにわたって美しく咲き誇るこだま千本桜は本庄市でも特に有名なお花見スポットで、開花時期になるとたくさんの観光客でにぎわいます。

こだま千本桜は地元の有志によって昭和40年代から植樹が始まったものです。
植樹の気運は次第に盛り上がり、現在では1,000本以上のソメイヨシノが美しい花を咲かせています。
撮影スポットも多数あり、写真ファンにもおすすめの場所です。

こだま千本桜が見頃になるのは例年3月下旬からで、千本桜橋上流ではライトアップも行われるため、夜桜も楽しめる趣向になっています。
ライトアップに関しては、具体的な日程は毎年本庄市観光協会の公式ホームページでマップを確認することができます。

「こだま千本桜」のおすすめポイント

こだま千本桜を楽しむためには、「こだま千本桜まつり」にスケジュールを合わせていくのがおすすめです。
例えば2022年に開催された「第15回こだま千本桜まつり」の開催日は4月3日(日)午前10時〜午後3時で、たくさんの花見客でにぎわいました。
メインの開催場所は本庄市児玉町児玉地内・小山川河畔「十二天橋」下流左岸で、午前9時45分からは開会セレモニー、午前10時からはステージイベントや模擬店の出店が行われます。

毎年4月上旬の日曜日がこだま千本桜まつりの開催日に該当しますが、荒天の場合には中止になることがありますので注意しましょう。
桜の開花状況については、日本気象協会やウェザーニュースのWebサイトで確認することができます。

「こだま千本桜」へのアクセス

こだま千本桜に車かバイクでアクセスするには、関越自動車道・本庄児玉ICより約20分のルートが便利です。
公共の交通機関を利用するのであれば、JR八高線「児玉駅」から歩いて20分、またはJR高崎線「本庄駅」から朝日バスで「児玉折り返し場・赤城乳業千本さくら工場」線乗車が便利です。
バス停「児玉折り返し場」からは徒歩10分、「赤城乳業千本さくら工場」からは徒歩2分の道のりとなっています。
なお、時間帯によって「赤城乳業千本さくら工場」の乗降は利用できませんので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

こだま千本桜を鑑賞する際には、河川敷の無料駐車場を利用できます。
特にこだま千本桜まつり当日には「本庄市児玉サッカー場」「児玉清掃株式会社様駐車場」「シェリエ株式会社様駐車場」の3箇所が臨時駐車場として開設されます。
臨時駐車場は、車300台収容が可能です。