長瀞の壮大な景色を堪能「宝登山ロープウェイ」

「宝登山ロープウェイ」とは?

長瀞の広大で豊かな自然を上から眺めてみたいという人におすすめなのが、「宝登山ロープウェイ」です。
宝登山というのは長瀞町にある標高497mの山で、中腹までは宝登山ロープウェイが架設されています。
「山麓駅」から「山頂駅」まで全長832mを約5分間で結ぶ宝登山ロープウェイは、2台のゴンドラが山頂駅と山麓駅をつるべ式に往復して走行しています。

「四線交走式システム」と呼ばれる運転によって運行されているゴンドラは「ばんび号」と「もんきー号」と、「宝登山小動物公園」の人気者であるニホンザルとシカにちなんだ名前が付けられています。
ゴンドラの収容人数は着席16名・立ち席34名の計50名で、宝登山ロープウェイの最大高低差は236.325mあります。
運行時間は平日がだいたい1時間に2本、土日祝日は1時間に4本となっています。

蝋梅の咲く時期や春・夏休み、紅葉の時期などは平日でも増便されることがありますので、行く日にちが決まったら、宝登山ロープウェイのホームページで時刻表を確認することをおすすめします。
乗車運賃は大人(12才中学生以上)が片道700円、往復1200円、そして小人(3才以上)が片道350円、往復600円です。
10キロ未満のペットも、ペット用のケースに入っていれば有料で乗車が可能です。
なお、ケース2関しては無料での貸し出しを行っています。

宝登山ロープウェイのおすすめしたいポイント

宝登山は蝋梅が美しい場所として知られていて、「臘梅園」の5,000平方メートルの広大な敷地には「素心」「和臘梅」「満月」の3種類の蝋梅が約800株(約3,000本)植えられています。
5,000平方メートルの隣接地にはさらに500本の臘梅の苗木が植栽された他、梅百花園山頂駅前にある「梅百花園」には早咲きの「冬至」「寒紅梅」をはじめ、名花、珍花など約170品種が集められています。
それだけではなく、長瀞の桜は「日本さくら名所百選」にも選ばれており、長瀞町に植えられた約3000本におよぶソメイヨシノやシダレザクラ、ヤエザクラなどをロープウェイから楽しむことができます。

宝登山ロープウェイへのアクセス

宝登山ロープウェイにアクセスするには、東京からR17(70km)〜熊谷R140(30km)、または関越自動車道(57km)〜花園IC〜R140(20km)のルートが便利です。
長瀞駅から宝登山山麓駐車場間までは無料のシャトルバスも出ています。
宝登山麓駐車場はロープウェイ山麓駅から歩いて3分のところにあり、駐車台数は約150台、駐車料金(1日)は普通乗用車500円、マイクロバス1,500円、大型バス1,500円となっています。