観光客に人気の紅葉スポット「月の石もみじ公園」

「月の石もみじ公園」とは?

埼玉県は山や川などの自然に恵まれているため、紅葉が美しいスポットがたくさんあります。
その中でも特に人気が高いのが、秩父郡長瀞町にある「月の石もみじ公園」です。
月の石もみじ公園というロマンチックな名前は、俳人で小説家でもある高浜虚子が詠んだ俳句「ここに我 句を留むべき 月の石」にちなんで名付けられたということです。
公園内には句碑も建てられていますので、興味のある人は行ってみることをおすすめします。

月の石もみじ公園がある地域には、長瀞岩畳や秩父赤壁と呼ばれる絶壁もあり、自然が作り出した不思議な景観を観察することができます。
国指定の名勝・天然記念物に指定されている長瀞岩畳や赤壁は、必見の価値ありです。
この辺りは年間を通して美しい景色を楽しむことができますが、特に紅葉の季節には多くの観光客が訪れて賑わいます。

月の石もみじ公園のおすすめしたいポイント

月の石もみじ公園を訪れるなら、やはり11月上旬から下旬にかけての紅葉の季節がおすすめです。
この時期にはライトアップが行われますので、午後から夜にかけて訪れるのが一番です。
ライトアップの時間帯は16:00〜21:00頃で、入場料は中学生以上が200円となっています。
同期間中は宝登山神社と埼玉県立自然の博物館の一部でもライトアップが行われますので、合わせて訪れてみるといいでしょう。

川沿いの遊歩道も整備されているので、日が明るいうちに散策を楽しみ、日没後にライトアップを楽しむのがおすすめです。
夜間はライトアップはされていると言っても、日没後は足元が暗いので、懐中電灯を持参することも忘れないようにしたいものです。
また、公園内には滑りやすい箇所がありますので、すべらない靴で行くことが大切です。

11月の秩父は夜間の冷え込みが激しいので、暖かいジャケットなども必ず準備していきましょう。
ライトアップの期間中は公園内に屋台なども出ますので、暖かい飲み物で体を温めることもできます。
秩父の2大名物として人気の「味噌豚」と「しゃくしな菜」が入った宝登サンドなども屋台で試すことができますので、今まで食べる機会がなかった人はぜひ挑戦してみましょう。

月の石もみじ公園へのアクセス

月の石もみじ公園へは、秩父鉄道の上長瀞駅から歩いて5分と至近距離です。
車かバイクで訪れる場合には、関越自動車道花園インターチェンジから国道140号線を経由して約25分のルートが便利です。
公園の隣に有料駐車場がある他、ライトアップ期間中は上長瀞オートキャンプ場も臨時駐車場として有料ですが開放されます。
上長瀞オートキャンプ場から月の石もみじ公園までは、歩いて3分です。