武蔵野うどんが食べられるおすすめの名店

抜群のコシと太めの食べ応えのある麺「武蔵野うどん」

皆さんは武蔵野うどんを知っていますか。東京の多摩地区・埼玉西部が発祥の武蔵野うどんは「麺」が最大の魅力です。
通常のうどんの麺と比べてとても太く、色が少し茶色がかっています。何よりコシが抜群です。

ざるに盛られた麺を、温かいつけ汁につけて食べるのがオーソドックスなスタイル。讃岐うどんはのどごしの良い細うどんでツルツルと食べられますが、武蔵野うどんは太麺なので、ガシガシ食べるというイメージです。

オーソドックスな武蔵野うどんをあじわえる「澤村」

「まずはシンプルな武蔵野うどんを味わいたい！」という方におすすめなのが「澤村」です。
JR埼京線の北戸田駅と武蔵浦和駅の間の高架下にあります。高架横には数台の車が停められる駐車場が完備。

ここで食べられる肉汁うどん（並）は、武蔵野うどんらしい色合いの麺に、ジューシーなお肉がたっぷり入っています。油揚げ・ネギもゴロゴロ入っているので食べ応えもばっちり。ほどよくダシを吸っている麺はかみごたえがあり、全体的に濃いめの味です。

僕のおすすめは、肉汁うどん単品にプラスして、かき揚げをチョイスすること。ゴロゴロ切った色鮮やかな野菜が揚げられたかき揚げはサクサクに揚げられています。
薬味セルフコーナーにはショウガや生七味、すりごまといったその日の厳選薬味が並んでいるので、味変でいれると最後まで楽しめますよ。

うどんランキングで上位にランクインする「藤店うどん」

埼玉県さいたま市や川越等に店舗があり、埼玉県のうどんランキングで常に名前があがる有名店です。店によっては週末だけでなく平日も込み合います。
藤店うどんのこだわりは、カツオダシを使った甘み＆甘辛さが特徴のつけダレです。つけダレがうどんの評価を決めるといっても過言ではありません。

気になる麺の太さは中太麺で提供。じっくり熟成させた自家製麺はもちっとした食べ応えと、小麦の旨みが感じられるので埼玉県民も満足する味わいです。保存料を一切使用していないのも嬉しいポイント。注文が入ってから湯がいているので、行列ができる店であればしばし待ちましょう。

藤店うどんで味わいたいメニューは、何と言っても肉汁うどん。甘辛いつけダレに豚肉と、大きめに切ったネギや油揚げがぎっしり入っています。豚肉のほんのりした甘みとつけ汁の旨みがたまりません。並盛で結構なボリュームがあるにもかかわらず、1杯680円というからかなりお得です。
たくさん食べたい方は、並の2倍ほどある大を選びましょう。天ぷらも一緒に食べたい方はかき揚げうどんをオーダーするのがおすすめです。