渋沢栄一記念館

渋沢栄一記念館の特徴

渋沢栄一記念館とは、明治から昭和にかけて活躍した実業家、渋沢栄一の関連資料等を展示する記念館です。
渋沢栄一の故郷である埼玉県深谷市にあります。
なお、渋沢栄一の生家がすぐそばにあり、近くには清水川が流れています。

渋沢栄一といえば、福沢諭吉に代わり、2024年から1万円札の肖像になることが決定済みです。
2021年の大河ドラマのモデルも渋沢栄一ということで、今後しばらくは渋沢栄一周辺に話題が集まるのではないでしょうか。

渋沢栄一記念館もそのブームに乗って、かなり注目されています。
記念館には渋沢栄一の写真や遺墨、また、彼ゆかりの資料が多数展示されているほか、渋沢栄一の映像も見ることができます。

渋沢栄一記念館のおすすめポイント

渋沢栄一記念館のおすすめポイントは、1階にある資料室です。
こちらには渋沢栄一の写真や遺墨を始め、さまざまな関連資料が展示されています。
渋沢栄一について知りたいことがあれば、こちらですべて事足りるほどです。

また1階には、資料室以外にも多目的室や講義室があります。
多目的室では渋沢栄一や彼に関する映像を視聴できるので、こちらも渋沢栄一に関心がある人にはおすすめなのですが、この記念館の目玉といえば講義室です。
講義室には、渋沢栄一をモデルにしたアンドロイドが展示されています。
本物そっくりに作られた精巧なアンドロイドで、しかもこのアンドロイドは声を発するところがポイントです。
この声は実際の渋沢栄一の声を参考にAIで再現されたものだそうで、渋沢栄一の声で講義を受けられるような気分に浸れます。

なお、資料室や講義室の見学は事前予約制です。
一度に見学できる人数に制限があるので、いきなり行っても見ることができませんから注意してください。

ちなみに、渋沢栄一記念館の中にはお土産ショップはありません。
渋沢栄一関連のお土産が欲しい場合は、記念館の前に出店が出ていることがあります。
川本山陽堂という渋沢栄一グッズや深谷市のマスコット、「ふっかちゃん」のグッズを販売するお店ですので、確認してみてください。

渋沢栄一記念館へのアクセス

渋沢栄一記念館の最寄り駅はJR深谷駅です。
深谷駅までは、新宿からなら埼京線で赤羽駅に向かうか、いったん湘南新宿ラインで大宮まで行き、そこから快速アーバン高崎行きに乗り換えてください。
どちらのルートでも1時間20~30分程度で到着します。

深谷駅までならどんなルートでもアクセスは便利ですが、駅から記念館までが少々遠いです。
深谷観光バスが2021年から循環バスを運行していますので、可能ならそちらを利用しましょう。
タクシーでもいいならそちらの方がスムーズです。
深谷駅からタクシーなら20分弱で到着します。