日本一暑い地域?
6月も終わりに近づき、暑い季節になってきました。
以前は、「本格的な夏」と言われたら「8月」を連想したものですが、最近は7月から既に暑いので、暑さ対策が大変ですよね。僕の周囲でも、そろそろ「暑い」なんて言葉が聞こえだし、みんな「ちょっとうんさり~」な空気を出しています。まあ、暑さが好きな人ってそうそういないからしょうがないかも・・・。
さて、実は「日本一の暑さ」を記録した地域が埼玉にあるということを御存知でしょうか。
正直、「日本一暑い地域」ってあんまり嬉しいことじゃないし、むしろ致命的な欠点の様な気もしますが、ご紹介をしてみたいと思います。
実は、2007年に埼玉の「熊谷」というところが40.9度を記録し、これが「日本一暑い記録」となりました。
その後、岐阜の多治見も同じ記録を出したので2つの地域にまたがっての記録ですが、とにかく「暑いんだ」ってことだけは御理解いただけたのではないかと思います。
「記録」なんていってるけど、この記録だけは抜かされても誰も悔しくないと思う…。観光の売りにできるわけでもないし…。ただ、この地域の暑さを乗り越えることができれば、どの地域でもやっていけると思います。だって、本当に暑いもん。
まあ、埼玉って熊谷以外のところもすごく暑いのですが、「なぜ熊谷がこんなに暑いのか」ってことにはちゃんと理由があるみたいです。まず、この熊谷ってところは関東平野の内側にあるんですね。だから、どうしても熱い風が吹き込んでしまって、気温が高くなってしまうみたいです。東京で熱くなった風が、こっちで吹いてきちゃうことも原因のひとつじゃないかな?と思いますね。
埼玉は東京のベッドタウンなので、コンクリートが多く、熱くなりやすいということもあるみたいです。コンクリートだと、風が抜けないから暑いんですよね、確かに・・・。
同じ暑さでも、海沿いなんかだとよっぽどマシなんじゃないかと思います。
今年もあの夏がやってくるんだよなあ、と思って、ちょっと覚悟はしてみています(笑)。
まあ、こんなこともありますが、埼玉は基本的にいいところだし、住みやすいところ。
そういうよさが、もっともっとつたわってくれたらな~なんて思います。暑いけど、暑いのが夏ですからね。思い切った暑さを楽しめる埼玉は、ある意味では「本当の暑い夏」を楽しめるところなのかも(笑)。
まあ、こういう意外な記録を持つ地域があるってことを、皆さんに知ってもらえたら幸いです。面白いでしょ、埼玉って。