ツーリングのお供
ツーリングに出かけるとき、みなさんは欠かせないものっていうのは何ですか?
人によってそのものは全然違ってくると思います。
あ、もちろん、ツーリングに必要なヘルメットや必要最小限のツーリンググッズは別ですよ。そうではなくて、他の人は持っていないだろうけど、自分はこれだけは外せない、というようなものです。
たとえば、私の友人は、本を必ず持っていました。ツーリング先で時間が余ったときにちょこっと読めるような本がないと、何となく不安だということを言っていました。ツーリング中に読むことはできませんが、たとえば、休憩で入ったところで、ぱらぱらとめくったり、突然の雨に見舞われた時にどこかで雨宿りしている時に手持ちぶさたになったりするのは嫌なのだとか。
また別の友だちは、お守りを欠かさずもっていました。交通安全のお守りを持っている人は多いですが、その友だちはそれをいくつか持っていたのです。バイクに乗るとしった親や兄弟、あるいは親友などからお守りをもらい、それを全部持ち歩いていました。といっても、バイクの座席の下の収納ボックスに入れているだけだったんですけどね。でも、そういう彼の気持ちも良くわかります。そういった他の人からもらったお守りというのは、大切にしまっておくことで心強くなりますよね。
さて、私の場合はというと、水筒です。
水筒といっても、子どもが遠足の時に持っていくような水筒ではありません。もっとちゃんとした保温性のある水筒です。ステンレス製なので、ホットで持ち歩くことができます。ある人に言われたのですが、私は体を冷やしてはいけないとのことでした。体を冷やすことで、体調が悪くなったり、それまで調子よかったのに、とたんに調子が悪くなったりすることもあるのだとか。
ですから、そういうことのないように、日頃から体を温める工夫をした方が良いと言われました。ですから、バイクのツーリング中にはかならずあたたかい飲み物を入れた水筒を用意するようにしています。これは冬だけではなく、夏も同じことです。夏だとどうしても冷たい物を飲みたくなりがちですし、どこに行っても冷たいものしか自販機には入っていません。それだとお腹を壊してしまうようなので、夏でも私はホットの飲み物の入っている水筒を持ち歩いています。
主に紅茶を入れることが多いです。少し甘めにしたミルクティーを入れたり、あるいはストレートの紅茶を入れたりして、あたたかい飲み物を体を冷やさないような工夫をしています。